技術士さいたま

2015年09月22日

レールのつなぎ目は、なぜ木製の枕木を使うのか。

線路は続くから意味があるわけで、途中で切れていては困ります。
このブログが途中で切れたようになっていて、やはり良くない。
これでは目的地へ行けないかもしれない。
そういうわけでもありませんが、やはりブログというのは記事が増えて行かないとおもしろくありません。 LOG(日誌、記録)ですから。

線路の話をするのは、線路に関する素朴な疑問点を見つけたからです。 駅のホームで、線路(レール)の接続部(つなぎ目)を見ると、なぜか枕木が木製です。 なんらかの加工をしているのでしょうが、接続部以外はコンクリートです。

なぜ接続部(切れ目)だけが木質なのでしょうか。
つなぎ目は木製の枕木

なぜだかよく分かりません。
調べても納得の行く答えが得られません。

振動吸収? しかし、磨耗が増えそうです。
騒音防止? そこまで気を使うとは思えません。

それで、自分なりの答えは、単に部品が余っているとか、規格外だとか、整備の効率からではないかと思っています。 接続部だけ、押さえ部品の数が違うんですね。
この答えが正しいかどうかより、こういう違いに気付いて、なぜだろうと考えることが楽しいだけのことでした。

線路の接続部
上野駅で

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2016.5
線路に継ぎ目(上野駅で)
上野駅で、最近枕木を新しくしています。
すると、線路の継ぎ目にも他と同じものを用いていることに気づきました。 常に変わっているんですね。

上野駅
上野駅5番ホーム

posted by GS法人 at 15:21 | Comment(0) | 線路は続くよどこまでも

2015年04月01日

古さが魅力になるのは差別化でしょう。

銀座線の桜[6]
銀座線 上野駅

桜が満開。春の実感です。
年と共にこの季節への感覚は変遷しているように思います。

今は満開の桜の前に立つと何か華やかな気分にさせられます。
入学式の季節とイメージが重なるけれど、実際には日本の半分はそこまで持たずに散ってしまうわけです。
良いことを結びつけて記憶に留めているのでしょう。

地下鉄の銀座線でもすごい桜の飾りがされています。
この駅は開業90年近くにもなりますが、今でもその面影を残しています。
それは天井の低さ。
背の高くない自分でも頭があたりそうな感覚を受けます。

そして、人にやさしくないところ。
たとえば電車とホームの間にはすごい間隔があるところ。 毎回アナウンスが大変です。
エレベーターもエスカレータもなく、大きな荷物があっても階段を使わなければなりません。
でも、これが逆に魅力だと感じます。

差別化です。 昔のあたりまえの最新技術が、意図せずしてあたりまえでなくなった。 それが魅力となっているというわけです。
液晶テレビがあたりまえの時代に、あえてブラウン管テレビが人気だとか。 中身は最新式にして、表示だけブラウン管。 レトロを売るお店からの注文が間に合わないほどだとか。
稀少価値が郷愁と結びつくとき、それは大きな価値となりそうです。

P.S.銀座線は数年後にリニューアルするようです。(ウイキ
良き古さは残って欲しいのですが。

 

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posted by GS法人 at 16:49 | Comment(0) | 線路は続くよどこまでも

2014年10月22日

鉄道は、サービスを考えさせられるシーンが多く勉強になります。

鉄道って、特に国鉄は、もっともサービスが悪い機関であって、常に不快なことに出会うというイメージがありました。
何しろ国と戦って、順法闘争などを平然と行っていた時代があったのですからサービスなど、考える部署もなかったのではないでしょうか。

一等車、二等車などという差別を付けることを是としてきたわけですから、一般庶民がそう感じるだけかもしれませんが。

その国鉄も民営化され、相当にサービス向上が感じられます。
(一部、愛煙家などは、昔を懐かしむかもしれませんが。)

ですが、いまでも結構不快な目にはあいます。
そのとき、これはチャンスだと最近は考えるようになっています。
要するに、不快を満たせば、ビジネスチャンスがあるではないかと。

最近あった事例ですが、
・SUICAで、東京駅新幹線ホームに入場しようとしたら、わけがわからない状態になって、戻ってきて。 仕方がないので、一度駅から出ました。
質問したら、SUICAの磁気が壊れているのでしょうと、平然と言います。
では交換してくれというと、他社のSUICAなのでできないとも。
なんだそれ?

・別の日にSUICAチャージの際、小銭を使ったのですが。
投入口には、まとめて入れられますという表示があるだけ。
入れていたら、途中からジャラジャラ出てきて、受け付けません。
何か言っているのですが、「コインが悪い」ようなことを言っています。

小銭が使えない

とにかくたくさん入れて、なんとか2000円をチャージできました。

後で調べたら、同じ種類のコインは20枚までしか受け付けないようです。
そう言ってくれれば。 と思うわけです。

まあー それどころではない反サービスがたくさんあるのでしょう。

とにかく、鉄道は、サービスを考える上でとても勉強になる場だと思います。
変わらずに、このままであってほしいものです。
ちょっと皮肉っぽいですが、実感です。

posted by GS法人 at 18:03 | Comment(0) | 線路は続くよどこまでも

2013年11月13日

電車内での思い出 あれはなんだったのか。


自分は、生まれも育ちも東京なので、東京人のつもりでいたのですが、10年以上の成田勤務ですっかり千葉の人になり、そこから北海道に転勤しました。

その後3年もするともう東京のことはすっかり忘れ、東京人とは言えないと自分でも思いました。
そんなとき、上京する機会がありました。
久々に東京の地下鉄にも乗りました。

少し懐かしいなと思いながら吊革につかまっていました。
今思えば、銀座線だったかな。

つり革の他方の手で本を読んでいました。
すると、いきなり腕を捕まれました。
えっ なに?
むんず といった感じです。

何もない平静なときにいきなり腕をつかまれるとどうして良いかわからなくなります。
しかもつかんだ人は、目の前に座っていた女の子。



つばの付いた白い帽子をかぶり、制服風の姿は女子中学生か。 小学生か。

平然と、あたりまえのように自分の腕をつかみ、すっくと立ち上がると、そそくさと出口へ。
あれ? なに? これが最近の東京の普通なのか?

上品さも漂うかわいらしい女の子。
そういえば両の手で自分の右の腕を、まるで手すりのようにして、立ち上がった。

男だから女の子に触れられて悪い気はしないけれど、「何ですか」と声を掛ける間もありません。
女の子が去った後もしばらくは普通に立っていました。

これが今の東京。 今の女の子の常識なのだ。
そう思っていました。 それからしばらくの間。 本気で。

あれはなんだったのだろう。


線路は続くよどこまでも

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2013年10月29日

線路は続くよどこまでも(4)

線路の繋(つ)ぎ目など普段気にしたこともなかったけれど、乗り心地や、騒音など感性に影響する部分や、走行性にも大きく影響するものだろう。

なるほど、繋ぎ目が無いというと、新幹線のロングレールを思い出す。
そうか、新幹線の技術が山手線にまで波及したのかもしれない。

そうやって、気にすると線路のことが色々見えてきた。

・ロングレールは、レールを何本か現場で溶接するのだ。
しかし、溶接しても微妙な組成変化により磨耗して走行音の原因になる。 一見すると繋ぎ目が無いような状態でも、微妙な影響があるということ。

・ロングレールにしたくても、温度による伸び縮みの影響を受けるので、長さには限界がある。

・走行車両検出や信号制御のために、線路には絶縁(切断)しなくてはならない部分も必要。

などなど。

ふっと、アイデアが浮かんだ。 線路の端を斜めに切っておけば隙間があってもスムーズに接続するのではないか。
素人の発想である。
ところが、その考えが使われている部分を見て、「あっ」と思った。
最近よく使う浦和駅から乗った電車から一瞬見えたのだ。

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斜めに切断された端面で接続された線路部分

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拡大写真

ホームからでもよく見える。
まさにこの形だ。
しかし、これは一般的では無いようなので、実験(実地試験)なのかもしれないと思う。
線路を斜めに接続する手法は、ウイキペディアにも載っている。
これによると、線路の片側は大きくはみ出している。
おそらく、これが斜め接続の標準系なのでしょう。

これと同様のものを、武蔵浦和駅のホームで見つけた。
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伸縮継目と呼ぶようだ。

単純な2本のレールにも様々な技術があることがわかる。
線路技術は長年変わらないように見えるけれど、技術は常に進んでいるようだ。

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線路を溶接したように見える跡(銀座線虎の門駅)

線路を見ながらホームをあちこち歩いたけれども、さぞや不審者に見られただろうと思う。

 

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posted by GS法人 at 03:52 | Comment(0) | 線路は続くよどこまでも
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